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膝静的アライメントの違いによる片脚降下着地動作の運動学的分析

〔目的〕膝静的アライメントの違いによる片脚降下着地動作時のknee-inと下腿回旋への影響およびknee-inと下腿回旋の関係を検討することである.〔対象〕103名の女性の膝内外反を評価し,膝外反群7名,中間群10名,内反群10名を選出した.〔方法〕30cm台からの片脚降下着地動作を3次元動作解析した.〔結果〕knee-in量の変化量が外反群よりも内反群で有意に大きかった.下腿回旋角度は,外反群は内旋し,内反群は外旋した. knee-in量および下腿回旋角度の変化量の間に相関を認めた.〔結語〕下腿回旋方向は膝静的アライメントに,そしてknee-in量の変化量は下腿回旋方向に影響される....

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Published in:理学療法科学 2012, Vol.27(6), pp.657-660
Main Authors: 荒井, 貴裕, 三秋, 泰一
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Description
Summary:〔目的〕膝静的アライメントの違いによる片脚降下着地動作時のknee-inと下腿回旋への影響およびknee-inと下腿回旋の関係を検討することである.〔対象〕103名の女性の膝内外反を評価し,膝外反群7名,中間群10名,内反群10名を選出した.〔方法〕30cm台からの片脚降下着地動作を3次元動作解析した.〔結果〕knee-in量の変化量が外反群よりも内反群で有意に大きかった.下腿回旋角度は,外反群は内旋し,内反群は外旋した. knee-in量および下腿回旋角度の変化量の間に相関を認めた.〔結語〕下腿回旋方向は膝静的アライメントに,そしてknee-in量の変化量は下腿回旋方向に影響される.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.27.657