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前十字靭帯損傷患者における片脚スクワット中の膝周囲筋活動の特性

〔目的〕前十字靭帯(ACL)損傷患者の片脚スクワット中における膝周囲筋活動の特性を検討することである.〔対象〕ACL損傷患者9名と健常人8名である.〔方法〕課題は膝関節屈曲20~50度間の片脚スクワット,被検筋は内・外側広筋,内・外側ハムストリングとした.各筋の筋電図積分値から得られる最大随意収縮(MVC)で正規化した%MVCを,ACL損傷患者の健患側及び健常人の利き足側の間で比較した.〔結果〕患側の%MVCは健側と比較して内・外側広筋で小さく,内・外側ハムストリングで大きかった.〔結語〕ACL損傷患者において,片脚スクワット中の筋活動は膝関節の前方不安定性を安定化させる作用があることが示唆さ...

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Published in:理学療法科学 2013, Vol.28(2), pp.201-204
Main Authors: 福田, 航, 横山, 茂樹, 片岡, 悠介, 濱野, 由夏, 池野, 祐太郎, 五味, 徳之
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Description
Summary:〔目的〕前十字靭帯(ACL)損傷患者の片脚スクワット中における膝周囲筋活動の特性を検討することである.〔対象〕ACL損傷患者9名と健常人8名である.〔方法〕課題は膝関節屈曲20~50度間の片脚スクワット,被検筋は内・外側広筋,内・外側ハムストリングとした.各筋の筋電図積分値から得られる最大随意収縮(MVC)で正規化した%MVCを,ACL損傷患者の健患側及び健常人の利き足側の間で比較した.〔結果〕患側の%MVCは健側と比較して内・外側広筋で小さく,内・外側ハムストリングで大きかった.〔結語〕ACL損傷患者において,片脚スクワット中の筋活動は膝関節の前方不安定性を安定化させる作用があることが示唆される.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.28.201