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頸部痛に対する専用機器を用いた自己管理下での頭頸部屈曲エクササイズが主観的および客観的アウトカムに及ぼす影響

〔目的〕頭頸部屈曲運動を誘導するための専用機器を用いたエクササイズが頸部痛患者のアウトカムに及ぼす影響を分析することとした.〔対象〕非特異的頸部痛を有するボランティア8名(男性5名,女性3名)とした.〔方法〕全対象に機器を利用した頭頸部屈曲エクササイズを自己管理下で1日に2回,4週間にわたって実施させた.〔結果〕頸椎の自動可動域(伸展,側屈,回旋),Numerical Rating Scale,日本語版Neck Disability Indexにおいて有意な改善が認められた.〔結語〕専用機器を使用した自己管理下での頭頸部屈曲エクササイズが,非特異的頸部痛患者の主観的および客観的アウトカムに有効...

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Published in:理学療法科学 2016, Vol.31(1), pp.107-110
Main Authors: 瓦田, 恵三, 中丸, 宏二, 波戸根, 行成, 相澤, 純也, 小山, 貴之, 松本, 高志郎, 橋本, 明秀, 来間, 弘展, 新田, 收
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Summary:〔目的〕頭頸部屈曲運動を誘導するための専用機器を用いたエクササイズが頸部痛患者のアウトカムに及ぼす影響を分析することとした.〔対象〕非特異的頸部痛を有するボランティア8名(男性5名,女性3名)とした.〔方法〕全対象に機器を利用した頭頸部屈曲エクササイズを自己管理下で1日に2回,4週間にわたって実施させた.〔結果〕頸椎の自動可動域(伸展,側屈,回旋),Numerical Rating Scale,日本語版Neck Disability Indexにおいて有意な改善が認められた.〔結語〕専用機器を使用した自己管理下での頭頸部屈曲エクササイズが,非特異的頸部痛患者の主観的および客観的アウトカムに有効であることが示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.31.107