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理学療法士における自己効力感と自己調整学習の特徴
〔目的〕本研究の目的は,理学療法士における自己効力感と自己調整学習の特徴を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は,経験年数6年目以上の理学療法士52名とした.調査項目は,日本語版MSLQの動機づけ尺度(MSLQ)および,一般性セルフ・エフィカシー尺度(GSES)とし,アンケート調査を実施した.解析方法は,GSESの高低により2群に分け,MSLQの差について検定を実施した.〔結果〕2群間で差のあったMSLQ項目は31項目中10項目あり,自己効力感の低い群のみテスト不安が強かった.〔結語〕テスト不安を軽減することが自己調整学習を促進させる手掛かりとなる可能性が考えられた....
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Published in: | 理学療法科学 2020, Vol.35(5), pp.603-606 |
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Main Authors: | , |
Format: | Article |
Language: | Japanese |
Subjects: | |
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Summary: | 〔目的〕本研究の目的は,理学療法士における自己効力感と自己調整学習の特徴を明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は,経験年数6年目以上の理学療法士52名とした.調査項目は,日本語版MSLQの動機づけ尺度(MSLQ)および,一般性セルフ・エフィカシー尺度(GSES)とし,アンケート調査を実施した.解析方法は,GSESの高低により2群に分け,MSLQの差について検定を実施した.〔結果〕2群間で差のあったMSLQ項目は31項目中10項目あり,自己効力感の低い群のみテスト不安が強かった.〔結語〕テスト不安を軽減することが自己調整学習を促進させる手掛かりとなる可能性が考えられた. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.35.603 |