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片脚着地動作の運動学および運動力学的特性と接地衝撃音との関係

〔目的〕片脚着地動作時の運動学および運動力学的特性と接地衝撃音との関係を明らかにすること.〔対象と方法〕健康な青年男性13名を対象とし,30 cm高の台より片脚で任意(N)および可能な限り静か(Q)に着地させた.両条件下における着地時の鉛直方向床反力,膝関節外反モーメント,膝関節屈曲角度の最高値および着地40 msec後の値,着地開始から完了までの膝・股・足関節の運動範囲,loading rate,および接地衝撃最高音を測定した.〔結果〕N条件ではQ条件より接地衝撃音,鉛直方向床反力,膝関節外反モーメントの最高値およびloading rateは有意に高く,膝関節屈曲最高角度および股・膝・足関節...

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Published in:理学療法科学 2022, Vol.37(4), pp.447-452
Main Authors: 月田, 隼貴, 山田, 孝禎, 浦井, 龍法, 月田, 理江, 野口, 雄慶, 山次, 俊介
Format: Article
Language:eng ; jpn
Subjects:
Online Access:Get full text
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Description
Summary:〔目的〕片脚着地動作時の運動学および運動力学的特性と接地衝撃音との関係を明らかにすること.〔対象と方法〕健康な青年男性13名を対象とし,30 cm高の台より片脚で任意(N)および可能な限り静か(Q)に着地させた.両条件下における着地時の鉛直方向床反力,膝関節外反モーメント,膝関節屈曲角度の最高値および着地40 msec後の値,着地開始から完了までの膝・股・足関節の運動範囲,loading rate,および接地衝撃最高音を測定した.〔結果〕N条件ではQ条件より接地衝撃音,鉛直方向床反力,膝関節外反モーメントの最高値およびloading rateは有意に高く,膝関節屈曲最高角度および股・膝・足関節運動範囲は有意に低かった.〔結語〕接地衝撃音と運動学および運動力学的特性に関係がある可能性が示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.37.447