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下肢骨折外来患者のFalls Efficacy Scale-InternationalとBrief-Balance Evaluation Systems Testの臨床的に意義のある最小変化量の検討

「要旨」:〔目的〕下肢骨折患者のFalls Efficacy Scale-International(FES-I)とBrief-Balance Evaluation Systems Test(Brief-BESTest)の臨床的に意義のある最小変化量を明らかにすること. 〔対象と方法〕外来患者30名を対象に, アンカーと分布に基づく方法で臨床的に意義のある最小変化量を求めた. 〔結果〕FES-Iは分布に基づく方法で5.5点が算出された. Brief-BESTestはアンカーに基づく方法で2.5点が推定され, 分布に基づく方法は2.0点が算出された. 〔結語〕FES-Iは6点以上の改善が, Br...

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Published in:理学療法科学 2024-06, Vol.39 (3), p.112-118
Main Authors: 大谷知浩, 田村俊太郎, 宮田一弘, 塩浦宏祐, 安藤匠, 吉田亜耶, 横山大輝, 臼田滋
Format: Article
Language:Japanese
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Description
Summary:「要旨」:〔目的〕下肢骨折患者のFalls Efficacy Scale-International(FES-I)とBrief-Balance Evaluation Systems Test(Brief-BESTest)の臨床的に意義のある最小変化量を明らかにすること. 〔対象と方法〕外来患者30名を対象に, アンカーと分布に基づく方法で臨床的に意義のある最小変化量を求めた. 〔結果〕FES-Iは分布に基づく方法で5.5点が算出された. Brief-BESTestはアンカーに基づく方法で2.5点が推定され, 分布に基づく方法は2.0点が算出された. 〔結語〕FES-Iは6点以上の改善が, Brief-BESTestは3点以上の改善が良好な指標であることが示唆された.
ISSN:1341-1667