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骨粗鬆性椎体骨折を伴った腰部脊柱管狭窄症に対するOLIFの経験

腰椎椎体骨折を来した後,椎体変形,アライメント異常および不安定性を来した腰部脊柱管狭窄症(LCS)に対する治療には難渋する.変形矯正,アライメント矯正および不安定性に対して固定術が用いられるが,骨粗鬆性椎体骨折(OVF)であれば,スクリューの緩みやケージシンキングの可能性が高い.今回L4 OVFを伴った,不安定性を有するLCS症例に対して,L4 BKPとL3~L5までのOLIFを行い,安定性と間接的除圧を獲得したので報告した....

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Published in:Journal of Spine Research 2020/12/20, Vol.11(12), pp.1339-1345
Main Authors: 村田, 英明, 池尻, 好聡, 藤井, 紀光, 浅野, 圭, 吉岡, 徹
Format: Article
Language:Japanese
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Summary:腰椎椎体骨折を来した後,椎体変形,アライメント異常および不安定性を来した腰部脊柱管狭窄症(LCS)に対する治療には難渋する.変形矯正,アライメント矯正および不安定性に対して固定術が用いられるが,骨粗鬆性椎体骨折(OVF)であれば,スクリューの緩みやケージシンキングの可能性が高い.今回L4 OVFを伴った,不安定性を有するLCS症例に対して,L4 BKPとL3~L5までのOLIFを行い,安定性と間接的除圧を獲得したので報告した.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2020-1215