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骨粗鬆症性椎体骨折に伴う神経障害に対するballoon kyphoplasty併用顕微鏡視下後方除圧術の術後成績とその課題

はじめに:骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)後神経障害に対しballoon kyphoplasty(BKP)併用顕微鏡視下後方除圧術を行っている.対象と方法:BKP併用顕微鏡視下後方除圧術を施行した31例を対象とし,神経障害を伴わないOVFに対しBKPを施行した72例を対照群として設定した.結果:局所後弯角に有意な変化はなかったが,JOAスコアは有意に改善した.対照群と比較し,矯正角度は有意に小さかった.結語:本術式では十分な矯正は得られなかったが,JOAスコアは有意に改善した....

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Bibliographic Details
Published in:Journal of Spine Research 2021/07/20, Vol.12(7), pp.933-937
Main Authors: 古高, 慎司, 藤原, 靖, 橋口, 直史
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Description
Summary:はじめに:骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)後神経障害に対しballoon kyphoplasty(BKP)併用顕微鏡視下後方除圧術を行っている.対象と方法:BKP併用顕微鏡視下後方除圧術を施行した31例を対象とし,神経障害を伴わないOVFに対しBKPを施行した72例を対照群として設定した.結果:局所後弯角に有意な変化はなかったが,JOAスコアは有意に改善した.対照群と比較し,矯正角度は有意に小さかった.結語:本術式では十分な矯正は得られなかったが,JOAスコアは有意に改善した.
ISSN:1884-7137
2435-1563
DOI:10.34371/jspineres.2021-0706