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理学療法学部生の学習と生活面の満足度の縦断的調査: 2年末から卒業まで

〔目的〕学部2年から卒業までの学習と生活面の満足度(以下,学習満足度,生活満足度)を縦断的かつ男女別に明らかにする.〔対象と方法〕対象は国際医療福祉大学理学療法学科を平成29年3月に卒業した男性56人,女性42人.2年と3年の1月下旬,卒業式3週前に,各々の満足度を記名式でVASを用いて評価した.〔結果〕学習満足度には男女とも学年に有意差を認め,卒業前に上昇した.一方,生活満足度は男女とも一貫して70と高く有意差を認めなかった.また女性は卒業前に学習と生活の満足度の相関が高まった.〔結語〕男女とも学習満足度は変化し,生活は高い満足度が2年から維持され,学習と生活では異なる特徴が示唆された....

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Published in:Rigaku ryoho kagaku 2017, Vol.32(5), pp.709-712
Main Authors: 久保, 晃, 堀本, ゆかり, 韓, 憲受, 野村, 高弘, 貞清, 香織
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Description
Summary:〔目的〕学部2年から卒業までの学習と生活面の満足度(以下,学習満足度,生活満足度)を縦断的かつ男女別に明らかにする.〔対象と方法〕対象は国際医療福祉大学理学療法学科を平成29年3月に卒業した男性56人,女性42人.2年と3年の1月下旬,卒業式3週前に,各々の満足度を記名式でVASを用いて評価した.〔結果〕学習満足度には男女とも学年に有意差を認め,卒業前に上昇した.一方,生活満足度は男女とも一貫して70と高く有意差を認めなかった.また女性は卒業前に学習と生活の満足度の相関が高まった.〔結語〕男女とも学習満足度は変化し,生活は高い満足度が2年から維持され,学習と生活では異なる特徴が示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.32.709