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膝前十字靭帯再建術後の片脚着地動作,動的バランス,下肢筋力の非対称性に対する予防介入の効果
〔目的〕膝前十字靭帯再建術後(ACLR)の若年女性選手の片脚着地動作,動的バランス,下肢筋力の患側と健側の非対称性が,予防介入によって改善するか検証した.〔対象と方法〕ACLR後に予防リハビリテーションを行ってスポーツ復帰した女性12名とした.復帰時に片脚着地動作での膝外反・屈曲角,Modified star excursion balance test(以下,M-SEBT),下肢筋力(膝伸展・屈曲,股外転・外旋)の測定を行った.各項目の患側と健側の差を比較し,Limb symmetry index(LSI)を算出した.〔結果〕膝外反・屈曲角とM-SEBTに患健差はなかった.下肢筋力のLSIは...
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Published in: | Rigaku ryoho kagaku 2018, Vol.33(1), pp.109-115 |
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Format: | Article |
Language: | Japanese |
Subjects: | |
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Summary: | 〔目的〕膝前十字靭帯再建術後(ACLR)の若年女性選手の片脚着地動作,動的バランス,下肢筋力の患側と健側の非対称性が,予防介入によって改善するか検証した.〔対象と方法〕ACLR後に予防リハビリテーションを行ってスポーツ復帰した女性12名とした.復帰時に片脚着地動作での膝外反・屈曲角,Modified star excursion balance test(以下,M-SEBT),下肢筋力(膝伸展・屈曲,股外転・外旋)の測定を行った.各項目の患側と健側の差を比較し,Limb symmetry index(LSI)を算出した.〔結果〕膝外反・屈曲角とM-SEBTに患健差はなかった.下肢筋力のLSIはすべて90%以上だった.〔結語〕この予防介入によって,患側と健側の非対称性は改善すると考えられた. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.33.109 |