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下肢の筋力発生率と負荷量の異なる素早い運動課題との関係

〔目的〕下肢の筋力発生率(RFD)と瞬発的かつ低負荷の運動との関連を検証する.〔対象と方法〕健常若年女性22名.下肢の最大筋力およびRFD,クイックスクワットの所要時間(QStime)および垂直跳びの跳躍高(VJheight)を測定し,各項目の関連について検討した.〔結果〕VJheightはRFDよりも最大筋力と強い相関を認めた.それに対して,QStimeは最大筋力よりもRFDとの間に強い相関を認めた.さらに,最大筋力を制御変数として偏相関係数を算出したところ,QStimeにのみRFDと相関を認めた.〔結語〕低負荷での素早い運動は最大筋力よりもRFDとの関連が強いことが示唆された....

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Published in:Rigaku ryoho kagaku 2017, Vol.32(2), pp.279-283
Main Authors: 井上, 純爾, 大重, 努, 向井, 陵一郎, 岩田, 晃, 淵岡, 聡
Format: Article
Language:Japanese
Subjects:
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Description
Summary:〔目的〕下肢の筋力発生率(RFD)と瞬発的かつ低負荷の運動との関連を検証する.〔対象と方法〕健常若年女性22名.下肢の最大筋力およびRFD,クイックスクワットの所要時間(QStime)および垂直跳びの跳躍高(VJheight)を測定し,各項目の関連について検討した.〔結果〕VJheightはRFDよりも最大筋力と強い相関を認めた.それに対して,QStimeは最大筋力よりもRFDとの間に強い相関を認めた.さらに,最大筋力を制御変数として偏相関係数を算出したところ,QStimeにのみRFDと相関を認めた.〔結語〕低負荷での素早い運動は最大筋力よりもRFDとの関連が強いことが示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.32.279